レーシックは、眼の角膜の部分に医療用レーザーを当てて削ることで屈折率を調節し、視力を回復させる施術のことです。
裸眼でよく見えるようになることから注目を集め、近視や遠視、乱視の人や、メガネやコンタクトレンズなしで快適な生活を送りたい人、スポーツをする人、仕事や美容上の理由でメガネやコンタクトレンズの使用が困難な人、あるいはメガネやコンタクトが原因で、眼精疲労や肩こりなどの症状に悩まされている人など、多くの人が施術を受けています。

今や視力回復の方法として定着してきたレーシックですが、手術を受けられる人と、受けられない人がいます。一般的に、レーシックが受けられない人は5人に1人の割合でいるといいます。
その理由は、人によって角膜の厚さや近視・乱視の度合いが違うためです。近視や乱視の度合いが強いと、その分角膜を多く削らなければなりません。
ですが、角膜の厚さには個人差があり、削ってしまうと必要な厚さを確保できなくなってしまう人もいるのです。また、白内障や緑内障、網膜疾患など、眼に病気のある人、妊婦さんや授乳中の人などホルモンバランスが不安定な状態にある人、未成年の人は、眼球が成長過程にあって近視や乱視が進む可能性があるので受けられません。

こうした判別をするため、レーシック手術を行っているクリニックでは、事前に適応検査を行っています。1人ひとりの眼の状態を精密に検査して、レーシックの施術ができるかどうか、どのような施術が行えるのかを調べます。この検査は数時間かかる場合もありますが、より安全に安定した視力回復のためには欠かせないのです。
レーシックも日々進化しています。
最近では施術方法も増え、通常のレーシックよりも適応範囲や矯正度数の限度が広くなって、これまで不適応とされた人でも施術を受けられるケースが出ています。レーシックは、その技術の進歩によって、より多くの人に視力回復のチャンスを与えられるようになってきているのです。